25歳のころの話

“自ら歩んできた道のそこら中に散りばめられた “点”を星座の様に繋ぎ、そこにもっと素晴らしいはずの自分を探すだけの価値はあるはずだと思いたい。これだけのネガティブな資質とシンメトリーを成すようなポジティブな資質を、このパーソナリティが未だ有しているはずだと。歪なコンプレックスに因る影は、何時か人をあざやかに光輝かせるコントラストを付けてくれるはずだと。

自己同一性とは、人が生きるために自分の“点”を自由に線で繋いだりほどいたりしながら、暫定的に、刹那的に作られ続ける資質のことだと僕は思ってます。

そして、今、僕だけに見えている星座の星たちには、いつか素敵な自分になるための、僕の切なる願いが込められているのです。”

そんなことを、昔の自分は思っていたのだな。今は、どうなんだろう。

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